2024年7月中旬から急激に配達単価が低くなったウーバーイーツ、距離1キロあたりの報酬が100円を下回ることも珍しくなく、時給換算では1500円も厳しい状況になってきました。
そこで配達員の間で言われているのが低単価でもショートを中心に配達しまくる稼働方式と、マグロ(高単価案件)を狙って行動する方式で、どちらが稼げるか?になります。
実際に深夜稼働している配達員と地蔵中(配達リクエスト待ち)やピックアップ時の料理待ちなどで情報交換をしていると、基本的姿勢としてはマグロ狙いだけどそうも言ってられないのでキロ100円以上、分単価27円前後で妥協している方が多いように感じています。
低単価で回しまくる稼働方式
2024年7月末現在の深夜ウーバーイーツ稼働において、低単価で回しまくる稼働方式とは全受け(来たリクエストを全て受ける)ではありません。
基本的にはバイク稼働で距離2キロ以内で1件配達が10分以内で終わりそうな案件を選んで回しまくることで1時間に5件~6件の配達を行うような稼働方式です。
320円シングル×3、500ダブル×1
イメージとしては1時間に320円のシングル×3、500ダブル×1をこなすような感覚で、トータルでみると1時間で1500円~1800円ぐらい稼げるような動きになります。
一見するとゴミ単価ばかりやるイメージですが、分単価は30円です。
配達リクエストやレーダーを稼働しながら素早く判断する必要があるほか、ひっきりなしに動いている状態になるため非常に疲れます。
またピック先やドロップ先で時間がかかってしまうとイメージしていた時給換算に届かないデメリットもあります。
鳴りまくるエリアでないと難しい
低単価で回しまくる稼働方式を行う場合は深夜でも鳴りまくるエリアでないど難しいものがあります。とはいっても2024年7月からの低単価祭りでオンライン中の配達員がリクエストを蹴りまくる状況なので、繁華街では低単価が鳴りまくっています。
モチベーションの維持が難しい
低単価で回しまくる稼働方式は、肉体的な疲労の他に精神的な疲労もあります。
分単価が悪くなくても『こんな低い一件当たりの報酬で深夜に配達しまくって』といった奴隷のような気持ちになりモチベーションの維持が難しくなってきます。
この先ずっとコレをやり続けるのか?といった悩みも出てくる稼働方式であり、フードデリバリーにおける明るい未来が見えにくいかもしれません。
マグロ狙いの稼働方式
マグロといわれる高単価案件を狙って稼働するには、基本的には鳴りが悪くない場所でマグロが来るまで配達リクエストを蹴りまくるしかありません。
運転しながら蹴りまくるのは難しいので、しっかりと地蔵ポイントを決めて腰を据えて配達リクエストを蹴りまくる、高単価の配達レーダーが来たら即反応といった動きになるのでスマホから目が離せません。
数時間蹴りまくった結果、売上ゼロの場合がある
マグロ狙いで低単価案件を蹴りまくった結果、例えば数時間の地蔵でも稼働がゼロになるリスクがあります。それこそ数時間スマホ画面を見ながら×ボタンをタップするだけの作業になり生産性が全くありません。
1時間で1500円以上の案件がひとつ取れれば、マグロ狙いの地蔵をやって失敗しなかった動きとなる感じです。
ある程度の売り上げを立ててからのほうが精神的に安定
深夜稼働で地蔵&マグロ狙いをして一件も案件が取れないと精神的な焦りが出てきます。
なので深夜にマグロ狙い稼働を考えている方は、PM10:00ぐらいから稼働を開始してPM11:30ぐらいまでに3000円前後の売り上げを作っておくと精神的に安定するでしょう。
マグロ狙いだけど妥協する稼働方式
マグロ狙い地蔵をやっていると、蹴るべきか受けるべきか悩む単価が出てきます。例えば分単価が25円~30円の案件で、マグロではないけど30分で800円前後(分単価26円)のような案件。
このような案件を妥協して受ける場合はドロップ先に注意しましょう。
マグロ狙いの地蔵ポイントに戻りやすい場所かどうか?が重要であり、30分ダブル950円だけど8キロ先の低単価エリアだと、鳴っても蹴りまくってしまい結局は空車で戻ってくるなんて事になりかねません。このような場合は一時間で950円の稼ぎになってしまう可能性があります。
ドロップ先で鳴る単価が低くても、マグロ狙い地蔵ポイント付近までの戻り便が取れればラッキーといったところでしょう。
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