深夜のウーバーイーツ配達において、安全で効率的な作業を実現するためには適切な持ち物が欠かせません。以下は配達員が揃えておくべき持ち物リスト、基本的には昼間の稼働と装備は同じになります。
必要なもの
深夜のウーバーイーツ配達において、適切な車両の選択は成功への第一歩です。自転車とバイク、それぞれの特徴やメリットを理解し、状況に応じて最適な選択を行いましょう。
自転車配達の利点
自転車はゼロエミッションで、環境に対する負荷が少ないのが大きな利点です。静かなので深夜の住宅地域配達に適しています。
狭い道もスムーズに通れる
自転車は狭い道や歩道でも進むことができ、配達先が細い路地や住宅外の奥深くであってもアクセスがしやすく、バイクなら一方通行でも自転車なら逆に進めるメリットがあります。
曲がる道を間違えても即リカバリーできるのは自転車ならではのメリットです。
駐車の心配が不要
自転車ならば駐車の心配がありません。配達先が繁華街や駐車場の確保が難しい場合に便利ですし、ピックアップ先店舗で調理待ちが発生してもバイクのように駐禁が気になるので外で待つようなことをしなくても大丈夫です。
夏季や冬季など、クーラー・暖房が効いた店内にいるだけでヤル気と体力が回復!
バイクの利点
バイクは自転車よりも移動範囲が広く、ロング案件も楽にこなせます。
最大のメリットは自転車より一案件当りの単価が高い(2024年8月から一部配達員の間では自転車の単価が上がっている情報あり)ことがあげられます。
高速かつ積載能力がある
バイクは自転車に比べて圧倒的に速く、またリアキャリア等を装着することで大きなリアBOXや配達バッグを積むことができます。トリプルのリクエスト、追いダブルや遠距離の配達に向いています。
深夜稼働では道路が空いているので、日中に比べて移動時間が短くなりメリットがあります。
長時間の配達にむいている
バイクによる深夜ウーバー稼働は長時間の配達稼働にも適しています。夜間や寒い季節においてもバイクから電源を取り電熱装備で固めることで快適な配達が可能になります。
稼働車両選択肢の前に、作業エリアや個々のニーズをよく考慮しましょう。自転車の利便性と環境への配慮、バイクのスピードと積載能力。どちらも効率的な作業を実現するためのツールとなります。
配達用バッグ
食品の保温・保冷機能が備わったバッグが必要です。
重要な稼ぎポイントとして、深夜になるとピザ系の店舗は自社配達員が極端に減少して、配達業務をウーバーに投げることがあります。
そのため、ウーバー深夜稼働ではピザ箱が入る大きさのデリバリーBAGを装備しておくことで、ピザ系の高額案件を受けられるメリットがあります。
ピザ系のロング案件では、10キロ先のドロップ先で40分はかかるけど2000円オーバーの単価になる可能性が高いです。
社名ロゴが入ったバッグは使わない方がよい?
ウーバーイーツをはじめとするフードデリバリー各社は、配達用BAGに他社のロゴが入ったものを使うことを禁止している場合があります。
フードデリバリー各社のアプリを同時に立ち上げてオンラインすることで、最も単価と効率がよい案件を取る稼働スタイルを考えている方は、ロゴが入ったBAGを使わない方が無難かもしれません。
そもそも論として、ある程度フーデリ稼働に慣れてくると配達BAGは自転車かバイクに固定して使うようになります。
さらに熟練してくると、自転車やバイクのリアにハードBOXを固定し、ハードBOXの中にの保温・保冷機能が備わったバッグを入れて使うようになります。
ハードBOXを固定して使う理由は配達用BAGが雨で濡れないようにするため、鍵をかけることでダブルの1件目ドロップ中でも安心なため…と、様々な利点があります。
スマートフォン
Uber Eatsドライバーズアプリを操作するための必須アイテムです。
深夜稼働は暗い場所でのピック&ドロップになるのでスマホを落としやすくなります。スマホカバーや画面保護シートの装着は必須といえるでしょう。
稼げる雨の日を考えると防水のスマホがおすすめ。
Uber Eatsドライバーズアプリ
配達先情報や注文内容を確認するためのアプリ。常に最新版を使用し、トラブルの予防に努めましょう。
トラブルが起きた際にサポートへ連絡する方法など、初心者は事前に完璧に予習しておくことを強くお勧めします(配達中のトラブルは突然発生する場合がほとんど!)
グーグルマップのアプリ
移動ルートや地図情報を得るために不可欠。配達先までの最適な経路を確認し、迷子にならないようにしましょう。
またグーグルマップの使い方を完璧に覚えておくことも重要で、自転車・自動車の設定をお忘れなく。
ピンズレによる住所やマンション名で検索する時などは焦らずに、音声入力を使って素早く最適解を見つけましょう。
スマホホルダー
運転中でも安全にスマートフォンを確認できるように、バイクや自転車のハンドルに固定できるスマホホルダーを使用しましょう。
配達用の服
夜間の視認性を考慮して明るい色の服、または反射板がついている服を選びましょう。安全第一の心掛けが重要です。
極力あった方がいいもの
基本的には昼間稼働の装備と同じですが、深夜ウーバー稼働は孤独感との闘いもあることから、トラブルが起きないようにする、心が折れないようにする装備は重要になります。
モバイルバッテリー
長時間の作業に備えて、スマートフォンのバッテリー切れを防ぐためのモバイルバッテリーがあれば安心です。
とくにGoogle マップのナビを使用すると、画面表示や位置情報の取得、音声ガイドなどの機能によりバッテリーが早めに消費されます。
最低でも10000mAhは欲しいところです。
ライト
深夜はマンションの建物名が見えにくかったり、番地が見えにくかったりします。とくに一軒家への配達になると、暗くて表札や住所が見えない場合や置き配する場所が見えない場合が多々あります。
また階段しかない集合住宅の場合で階段が暗い時にライトがあると安全です。
予備の緩衝材
食品を安全に運ぶために、緩衝材を用意するのは昼間の稼働でも同じことです。その際、料理によっては匂いがキツく緩衝材についてしまう場合があります。
深夜稼働の場合は緩衝材になる物を買える店が無い場合もあるので、予備の緩衝材を準備でおくと便利です。
サバイバルシートを緩衝材として使う
フードデリバリーで使う緩衝材と人気が高いのは、災害時などに便利な防寒・保温効果が高いサバイバルシート、薄手の保温素材で作られた防寒用シートで、ポリエステルなどにアルミニウムを蒸着しているものが主流です。
サバイバルシートぐしゃぐしゃに丸めたりすることで保温効果がある緩衝材として使えるので、気温が下がる深夜ウーバー稼働に便利なアイテム。
長く使ったり、水洗いを繰り返すとアルミニウムが剥がれてくるので、5個ぐらいのストックがあると安心です。
飲み物
深夜稼働も昼間と同じで体力を消耗します。スポーツドリンクやエナジードリンクを携帯して、いつでもリフレッシュできるようにしましょう。
電熱装備
冬場の深夜稼働は寒さとの闘いになります。稼働中に寒くて心が折れてしまわないために、モバイルバッテリーで使える電熱ベストを装備しているだけで気持ちが全然違います。
可能であれば電熱グローブやグリップヒーターなどを装備することで深夜でも快適な稼働をすることができます。
配達歴が長いプロ級のフーデリドライバーにとって冬場の電熱装備は常識です。深夜稼働する場合はモバイルバッテリーを5個携帯しているのも珍しくありません。
雨具
突然の雨に備えて、軽量かつコンパクトな雨具を携帯しておくことで荷物や自身を守れます。
最初から雨の深夜稼働と覚悟を決めて出発する場合と、ピック&ドロップ中に雨が降り出すとでは、精神的ダメージへの大きさが異なります。
雨具はコンビニで買える安いものではなく、少々高くてもしっかりと防水性がある上下タイプがベスト。
ウーバーの深夜稼働は心が折れてしまうとトラブルが発生しやすくなるため、常に平常心で稼働できる状態を保つことが重要です。
これらの持ち物をしっかり揃え、深夜のウーバーイーツ配達をスムーズかつ安全にこなしましょう。
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