深夜に活動するUber Eats(ウーバーイーツ)配達員は、他の時間帯と比べてどの程度収入を得ているのでしょうか?東京都内の配達エリアや時間帯による変動を含め、収入事例を紹介します。
深夜ウーバーで一晩での収入について知りたい方必見の情報を詳しく解説。
深夜ウーバーイーツ配達員のリアルな収入事情
深夜に活動するUber Eats配達員の収入は、配達エリアや時間帯によって大きく変動します。
深夜のウーバーイーツは他の時間帯より需要が高まる傾向があり、その結果として配達員の稼ぎも上がります。
※2024年2月ぐらいから深夜帯の単価が下がり、配達員の稼ぎが減少する傾向にあります。
※2024年5月20日から始まった新アルゴリズムにより、報酬が著しく低下しています。
※2024年7月中旬より報酬単価が著しく低下しています。
※2024年10月よりごくわずかに単価が改善、ただしキロ割れは常習的に発生。
配達エリアや時間帯別の稼ぎの秘訣
深夜稼働ではエリアや時間帯の選択が重要です。どのようなエリアや時間帯で配達すると収入がアップするのか、具体的なポイントを解説します。
繁華街がキー!エリア別の稼ぎ方
深夜稼働で収入を最大化するためには、配達エリアの選択が非常に重要です。繁華街は深夜でも活気があり、注文が集中するエリアです。これらのエリアでの稼ぎの秘訣を紹介します。
新宿はウーバーマップにシミが一日中ついている場合があるほどのエリアです。新宿周辺の地域を知ることで深夜でも安定した収入を得る可能性が広がってきます。
その地域において、24時間営業しているチェーン店の場所やウーバー注文可能な店舗をチェックしておきましょう。ただし店側がウーバーの注文を止めてしまうと鳴りません(店の判断や事情によりウーバー注文をストップする場合がある)
ウーバーの注文アプリで注文可能な店をチェックするだけでなく、実際にエリアで稼働しながら店が開いているかどうか?を確認することも重要です。
時間帯の選択が鍵!深夜ならではのポイント
深夜の時間帯においても、収入を最大化するためには時間帯の選定が不可欠です。以下に、時間帯別の稼ぎの秘訣を解説します。
深夜の早朝効果を考慮しよう!
深夜明け方の時間帯も見逃せません。
朝早く働く人や夜勤明けの人たちが朝食を注文することがあり、需要が増えることがあります。普段の昼間では得られない需要を狙って、深夜~早朝の時間帯も活用すると良いでしょう。
これらの時間帯をうまく利用することで、深夜でもより高い収入を期待できます。配達員自身の体力や生活スタイルに合わせつつ、効率的な時間帯を見極めましょう。
深夜稼働で成功するためには、エリアと時間帯の選定が鍵となります。鳴り状況から需給バランスを見極めつつ、柔軟に対応することで、安定した収入を目指しましょう。
深夜配達1回あたりの平均収入や時給、日給の徹底分析
Uber Eatsの深夜配達1回あたりの平均収入はどれくらいなのか?時給換算や日給換算はエリアや車種によって変動するのか?実例をもとに徹底分析します。
深夜稼働での収入は、通常の時間帯よりも高い水準にあります。平均的な時給や日給も他の時間帯と比べて上回ることが期待できます。
深夜帯では配達1回あたりの平均収入は約700円前後(2024年6月以降は320円が頻発)
※2024年1月中旬ぐらいから、平日深夜帯の単価が極端に下がっています。キロ100円を割ること珍しくないので、熟成案件を見極めるなどのリクエスト選びが重要になってきました。
平均時給換算の範囲
深夜帯のUber Eats配達員の平均時給換算はどのくらいなのか、時間帯による変動やエリアによる違いを考慮して見ていきましょう。
- 深夜の平均時給換算は、概ね1,300円から2,500円の範囲になります。
- 深夜のピークタイムや需要の増加が見込まれる時間帯においては、時給換算が上昇することが期待されます。
雨が降っている深夜帯になると、時給換算3000円を超えることも珍しくありません。雨、10キロ、ロング、ダブル、約40分の稼働で3000円近い報酬がある場合もあります。
※閑散期などの鳴りが悪いシーズンは、深夜でも時給換算1000円前後になってしまう場合があります。
配達エリアや車種による時給の変動
深夜帯の時給換算は、配達エリアや使用する車種によって変動することがあります。具体的な要因を考慮して、さらに詳細な分析を行いましょう。
例えば繁華街から市街地へのロング案件(10kmコース)は、通常よりも時給換算が上がりやすい傾向がありますが、ドロップ先エリアが僻地(周囲にウーバー対応の深夜営業飲食店が無い等)の場合は全く鳴らないことも…
ロング案件の行先エリアで鳴らない場合は、そのエリアは深夜帯の僻地として覚えておくことが大切になります。良い単価かも…と思って取ったリクエストでも、僻地なので全く鳴らない、鳴っても低単価、繁華街へ戻る距離&時間を考慮すると取らない方が良かったなんて場合が多々あります。
そのような場合は、単価が安くても周辺の繁華街方面へ戻れる案件を取り、空車で走る時間をできるだけ短くしましょう。
車種による時給変動
バイクを使用する配達の場合、深夜帯の時給は自転車よりも圧倒的に高いことが多々あります。自転車配達員が地蔵(鳴り待ち)している間にバイク配達員がやってきてピックしてゆく光景は珍しくありません。
しかし繁華街において、ショート案件(2キロ未満で10分以内)の鳴りが良いエリアの場合は、1時間に5件ぐらいの配達を行うことで自転車でも十分に稼げる可能性があります。
深夜帯に鳴る店を覚えよう!
深夜帯は昼間~夜と違い、リクエストが鳴る店が圧倒的に少なくなるので、たんに道路を走行していても鳴る日中とは違います。
昼間と同じ場所で地蔵しても深夜帯では全く鳴らない場合が多々発生するため、エリアごとに深夜に鳴る店をある程度は覚える必要があります。
手っ取り早いのは歌舞伎町周辺での地蔵ですが、歌舞伎町周辺は深夜でも他ドライバーが集まるエリアでもあります。
ポイントは歌舞伎町から5キロ以内にあるエリアで、かつ深夜営業している店舗がある、深夜でも鳴る店を覚えておくことです。
上記の一例は深夜の新宿周辺稼働において知っておくべきレベルの常識ルートです。
新宿から南方面(明治神宮周辺)になると、鳴るエリアが渋谷方面になり、ドロップ先エリアが激しく変化します。
深夜稼働1日の収入と日給の相場
深夜稼働での1日の収入や日給の相場について、具体的な数字をもとに徹底的に分析します。
1日の収入の相場:
自転車での深夜稼働では、3時間で3000円から5,000円程度、バイクの場合は、5,000円から7000円程度が期待できます。
これが閑散期になると深夜3時間で自転車が1500円~3000円前後、バイクで3000円~5000円前後に落ち込む傾向があります(2024年2月以降の低単価による影響)
現実的な日給の相場:
現実的に稼げる月収は、深夜の3時間~4時間をバイクで稼働日給6,000円を基準に考えると、休み無しで毎日稼働して15万円前後になります。ここにクエスト報酬やチップのインセンティブが加わることで月20万円が狙えるのが深夜ウーバーの魅力になります。
深夜帯は通常の時間帯よりも時給が高く、1回の配達あたりの収入も一般的に高水準です。ただし、エリアや車種の選択、深夜ピークタイムの活用が重要なポイントです。
深夜稼働で成功するためのコツと注意点
深夜のUber Eatsで成功するためには、いくつかのポイントがあります。安全に、かつ効率的に配達する方法や注意点について細かく解説します。
夜間は車両のライトや配達先の明かりを活用し、安全な移動を心がけることが必要です。また、急な天候の変化にも備えておくことが大切です。
深夜のピークタイムは通常23時から1時の間に訪れます。この時間帯は配達の需要が増える傾向があります。ピークタイムに鳴りがよいエリアにいることは収入を大幅に向上させるポイント!
夜間の安全確保
深夜は視界が悪くなるため、夜間の安全確保が重要です。以下の点に留意して、配達中の安全を確保しましょう。
深夜ウーバーではピックアップ(商品の受け取り)やドロップ先が歌舞伎町にある飲食店(ホストクラブ・キャバクラ等)やラブホテルの場合があります。そのような場所が怖い方は案件を受けないか、新宿周辺に近寄らないようにするしかありません。
また暗い場所の階段は降りる時に必ず注意しましょう。ドロップ後に階段を下りながらスマホ操作はウーバー配達員なら誰ても行う行為ですが、これが暗い深夜になると階段を踏み外し転倒する確率が格段に上がります。
ネズミに注意!
飲食店が集まる深夜の繁華街では、路上でネズミを目撃することが珍しくありません。この時に注意すべきことは、ピックアップ後などに突然現れたネズミに驚いて商品を落下させないようにすることです。
また路上にウバッグ(配達BAG)の直置きも危険、ダブル案件で一件目の商品がウバッグに入った状態で、深夜繁華街の路上にウバッグ直置きで次の商品をピック待ちは絶対に避けましょう。
天候への対応
深夜は気温が低くなることが一般的です。天候の急変に備え、配達中の対策を考慮しましょう。
深夜に雨・強風などの影響が重なると、深夜稼働はとても過酷な仕事になります。配達員が少なくなる分、1案件ごとの報酬が高くなりますが、危険度が増すのがフードデリバリー配達員の本音です。
基本的には人が嫌がる状況での稼働こそがフードデリバリーで稼げるシーンになります。
寒い時期のウーバー深夜稼働はたんに厚着をすればよいわけではありません。ピック&ドロップで階段を上り下りすることもあるので「動きやすい服装」も重視されます。
冬の深夜でおすすめの防寒対策は電熱装備、モバイルバッテリーで使える電熱ベストは必須装備といっても過言ではありません。
この他にバイクや自転車のハンドルグリップに装着するグリップヒーターを併用することで真冬の深夜稼働の寒さがかなり軽減できます(専業のフードデリバリー配達員にとっては常識レベルの装備)
体調管理と休息
深夜帯の配達は、生活リズムや体調管理が影響します。無理なく働くために、適切な休息や食事、水分補給を必ず心がけましょう。
深夜稼働は需要が高まる一方で、注意が必要な状況も多く発生します。これらのコツや注意点を押さえつつ、柔軟に対応することで、深夜のUber Eats配達での成功が期待できます。
タクシーの休憩スポットを要チェック!
快適な休憩場所が分からない方は、タクシーの休憩スポットをチェックしながら稼働してみましょう。タクシー運転手は、エリアごとに最適な休憩スポットを把握しています。
最適な休憩スポットとは自販機やきれいなトイレがあり、深夜は静かであり、駐車していても迷惑にならないような場所。さらに高架下の要素も加わっていると雨天時には最高の休憩スポットになります。
この他、夏場は店舗からクーラーの冷風が路上に放出しまくっているようなスポット、冬場は温風が出る地下鉄の入り口や路上の通気口上などをチェックしておくことで過酷な状況での稼働を少しでも和らげていきましょう。
【ウーバーイーツでの働き方】アルバイトや副業としての適性
最後に、Uber Eatsでの働き方がアルバイトや副業として適しているかどうかについて解説します。自由な働き方の魅力や注意点に触れながら、経済的なメリットや精神的な余裕について言及します。
Uber Eatsは自分の都合にあわせてオンラインにした瞬間から稼働が出来る自由度があります。また深夜帯ならでのフードデリバリー需要があるためアルバイトや副業として効果的であると言えます。
自由度の高い働き方
ウーバーイーツは自由度が非常に高い働き方が特徴です。アルバイトや副業として適している理由を考察します。
ウーバーイーツはスマホでオンライン状態にした時が働き始める瞬間になります。場所や時間の縛りが全くないので隙間時間の副業・アルバイトとして適している仕事です。
経済的・精神的メリット
ウーバーイーツでの働き方には経済的なメリットだけでなく、精神的なメリットもあります。
ウーバーイーツの配達は、一人でピック(商品受け取り)してドロップ(受け渡し)する流れが基本です。トラブルが起きた場合もアプリで運営とチャットしながら解決する流れになります。
そこに上司や同僚は存在しない仕事なので、仕事における人間関係が苦手な方に向いている仕事でもあります。
アルバイトや副業を知人・友人に知られたくない場合は、自宅から離れたエリアで稼働するような事ができるもの魅力です。
深夜帯のメリットと課題
深夜帯でのウーバーイーツ配達は、特有のメリットと課題が存在します。
- メリット:
- 深夜帯は道路が空いているため、ピック~ドロップまでの時間が短縮される傾向
- 深夜ならではの穴場エリアやターゲットがあるため、効率的に配達ができる
- 深夜営業の店は決まっているので、稼働エリアの店を覚えやすい
- 深夜に特化することで、昼稼働とは違った稼ぎのノウハウが身に付く
- 課題:
- 夜間の安全確保や天候・気温への対策が必要
- 深夜帯の働き方は生活リズムへの影響があるため、調整が必要
- 稼げるエリアと時間帯を覚える必要
- 鳴り具合や単価の状況を見て場所移動のような柔軟性が必要
- 鳴った案件をみてキロ単価・分単価の計算を即座に判断する必要
ウーバーイーツでの働き方は、自由度が高く収入も魅力的です。アルバイトや副業として、自分のライフスタイルに合わせて柔軟に働くことができるフードデリバリーのマッチングサービスですが、深夜に悪天候などが重なると非常に過酷な仕事になることも忘れずにいましょう。
また深夜でも普通に稼働していればそれなりに稼げるわけではありません。稼働エリアの特徴や状況を判断して柔軟に行動パターンを変更しないと稼げません。
中でもタワマンが多くあるエリアでは必然的にタワマンへの配達が多くなり、タワマンの配達パターンをそれなりに分かっている必要があります。
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