深夜のウーバーイーツ配達は、125cc（原付2種）のバイクを最大限に活用することで効率的に稼いでいくことができます。
50ccの原付よりも125ccの方が交通の流れに乗れるパワーがあり、二段階右折の必要がなく一般道では制限速度も車と同じなので早く配達を終えることが出来る、多くの配達回数をこなせるメリットがあります。
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125ccスクーターの選び方となぜオススメなのか
125ccスクーターは、深夜のウーバー稼働にとても適しています。その選び方やメリット、なぜ50ccバイクよりもおすすめなのかを解説します。
配達中の法規制と検挙リスク
フードデリバリーにおける道路交通の法規制や検挙リスクには十分な注意が必要です。とくに50ccの原付バイクでは時速30キロが制限速度なので速度違反のリスクやパワー不足・速度不足による交通の流れに乗れないリスクがあります。
その点125ccのいわゆるピンクナンバーは、加速力や走行速度で一般的な自動車に劣ることがありません。
ピンクナンバーのことをよく知らない車の運転手は、スクーターは50ccで遅いと思いこみ煽り運転をかましてくることがありますが、125の原付2種ピンクナンバーであればその加速力から煽られる状態になりにくいものがあります。
むしろ煽ってきた側に恥ずかしい想いをさせることすらできるのが原付2種ピンクナンバーの力です。
事故リスクが高い50cc原付の特徴
深夜のウーバーイーツ配達において、50cc原付の運転は事故リスクが高まります。その主な要因と対策について解説します。
馬力の不足と速度制限
原付は馬力が制限されており、50ccでは最高速や加速力を考えると深夜の幹線道路の流れに合わせて運転することが難しく、他の車両との速度差が生じやすい傾向があります。
- 大通りを使用する際は、周囲の車両との安全な速度差を確保することを心がけましょう。
- 速度制限内で安定した運転を心掛け、急発進や急ブレーキを避けましょう。
対策の方法があるとはいっても、深夜はスピードを出す車や荒っぽい運転をする車も多いため、結局のところ50ccバイクの深夜配達は幹線道路を避けての運転が安心かもしれません。
また50cc原付は交通量の少ない深夜になると、とくに煽られやすい傾向があります。
キープレフトの危険性
原付はキープレフト（左端を走行すること）が一般的ですが、これには交差点などでの死角に入り込みやすい危険性がありますが、夜間は視認性が低くなり、他の車両に見落とされる可能性が高まります。
- 交差点や信号待ちの際には特に注意が必要です。周囲の車両が自身を確認できるよう、動きを予測可能な範囲で行いましょう。
- 適切なウィンカーの使用や視認性向上のため、反射材やLEDライトを装着するといった対策も検討してください。
さらに特定小型原動機付自転車として認定されたキックボードのLOOPが深夜にキープレフトでバイクと同じ車道を走る状態が多くなるので、50cc原付はますます走りにくい状況に。
存在感の不足
50cc原付は車体も小さく、エンジン音も控えめです。これにより、他の車両に存在に気づかれにくく、事故に遭遇する確率が上がります。
- ライトやブレーキランプを適切に使用して、自身の存在をアピールしましょう。
- 駐車中や交差点での停止時には、他の車両に気づかれやすい位置に停車するよう心がけます。
これらの対策を講じることで、深夜ウーバーで50cc原付を使用する際の事故リスクを低減するしかないでしょう。
または50ccでもホンダ・ジャイロキャノピーのような配達に特化した大きな車両を使うことで安全性を高めるのも有効です。
それよりも125cc（原付2種）スクーターで深夜ウーバー配達をする方が確実です。
フードデリバリー最強とされるバイクは、ルーフを装着したYAMAHAのトリシティ125とされています。ただしトリシティの本体価格は高く、そこにルーフやリヤBOXを別途で装着すると深夜で総額が70万円を超えてしまう場合も…
【維持費比較】50cc vs 125cc
バイクの税金的な維持費は50ccと125ccでほぼ変わりませんが、125ccは車両価格が50ccに比べて高いのが難点です。
- 原付（50cc）: 2,000円
- 小型（125cc以下）: 2,400円
50ccと125ccでは年間の税金差はわずか「400円」です。この金額はバイクの排気量によるものであり、大きな差異がありません。
自賠責保険125cc
| 保険期間 | 12ヵ月 | 24ヵ月 | 36ヵ月 | 48ヵ月 | 60ヵ月 |
|---|---|---|---|---|---|
| 保険料 | 6,910円 | 8,560円 | 10,170円 | 11,760円 | 13,310円 |
| （参考）1年あたりの保険料（概算） | 6,910円 | 4,280円 | 3,390円 | 2,940円 | 2,662円 |
一般的に125cc（原付2種）といわれるバイクの排気量は、実際は125ccでなく124cc～123ccになり、ナンバーの色はピンクになります。
燃費
最近のスクーターは125ccでも低燃費なエンジンが搭載され、一般的な燃費は1リットルあたり35～50キロで、50ccとほぼ同等になります。個人の運転スタイルやリアBOX搭載、運転手の体重などにより燃費は変わってきます（全体的に軽いほうが燃費が良い）
新車のカタログ値ではリッター50キロが一つの目安になっており、フードデリバリーでは実働でリッター40キロ以上走るバイクが理想的です。
仮に深夜3時間の稼働として、走りっぱなしの場合は1時間あたり20キロ前後、3時間で70キロぐらい走行してしまうのがフードデリバリーで使うバイクの現実です。
専業のフーデリドライバーになると、一日稼働で100キロ以上の走行は当たり前。深夜稼働の場合は道路が空いてるためにロング案件を受けやすい環境もあるので低燃費車両での稼働は必須といえるでしょう。
消耗品の部品供給なら国内メーカー
維持費の面では50ccと125ccのバイクには大きな差はありません。また軽自動車税や自賠責保険、燃費の面でほぼ同等です。ただし、個別のモデルや運転スタイルによって微細な差が生じることも注意が必要です。
車両価格では125ccの方が圧倒的に高く、価格が安くフードデリバリーに人気の低燃費スクーター「アクシスZ（125cc）」でも280,500円 [消費税10％含む] （本体価格 255,000円）になります。
これらの情報を踏まえ、自身の用途や好みに合ったバイクを選ぶと良いでしょう。
当サイトのオススメは125cc一択、それも海外メーカーではなく、消耗品の部品供給が安定している国内メーカーのホンダ・ヤマハ・スズキから選ぶことをお勧めしています。
海外メーカーのバイクを購入してフードデリバリーをする場合は、購入前にブレーキパッド・エアフィルター・駆動系のベルト・ウェイトローラーといった消耗品がネットでいつでも買える状態にあるかどうかをチェックしておきましょう。
バイクを持っていないけどチャレンジしてみたい、バイク稼働が気になる方は【EveryGoデリバリー】のようなサブスクレンタルを試してみるのもオススメです。
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