深夜のウーバーイーツ配達員にとって、収入の減少が深刻な問題になっています。
これには配達員が多かったり低単価といった複数の要因が絡み合っていますが、2024年3月以降にウーバーイーツマーケット(通称ウバマ)が閉店したことで稼げる深夜のロング案件減少が顕著になっていることも関係しています。
ウーバーイーツマーケット閉店の影響とは?
ウーバーイーツマーケットは深夜の配達員の稼ぎにとって重要なリクエスト発生地点でした。しかし、その閉店により、かつてウバマがあった場所における深夜の地蔵ポイント(待機場所)としての需要が急速に激減しました。
ウバマがあった場所は深夜でも5台前後のバイクが常に鳴り待ちをしていたほどで、深夜稼働開始して最初に向かう場所がウバマといった配達員も多かったはずです。
ロング案件減少がもたらす配達員の収入減
深夜稼働にとって、深夜のロング案件は収入の大きな部分を担っていた現実があります。しかし、最近ではウバマ閉店により10キロ以上の深夜ロング案件が減っています。
かつては深夜にウバマで10キロのロング案件を取ると、キロ100円以上の報酬は確実でした(深夜×雨の場合はキロ単価200円以上に)
日中10キロのロング案件はそれなりに時間がかかるものですが、深夜は道路が空いているいることから日中に比べ圧倒的に早く移動が可能なため、初心者でも1時間にロング×1、ショート×2で時給換算2500円以上が難しくない状態でした。
地蔵ポイント変更の効果と新たな稼働戦略の模索
ウバマ閉店により深夜の地蔵ポイントの変更や新たな待機戦略の必要性が高まっています。
深夜はケバブ店や大手チェーン店周辺のリクエストが多いことが知られているので、地蔵ポイントを変更し、より需要の高いエリアで待機することで、配達員の収入を安定させる新たな戦略が模索され始めています。
深夜にロング案件が鳴る店舗を探す
都内で深夜でも鳴る場所といえば新宿になります。では深夜の新宿でロング案件が鳴る店舗はどこかとなると多くはないのが現状ですが、深夜に営業している寿司店はロング案件が飛んでくる傾向があります。
ただし深夜に新宿の寿司店が爆鳴りするわけではなく、また歌舞伎町にUber対応の深夜営業寿司店が多くあるわけでもありません。
ピザのロング案件
深夜にロング案件(10キロ前後)で高単価を狙う方法として、ピザ案件を狙う方法があります。
ピザはLサイズになると箱が大きくなることからフーデリ配達員に避けられる傾向がありますが、その分単価が高めの傾向です。
ピザ店は、深夜になると自前のデリバリースタッフが居なくなり、配達業務はフードデリバリー業者に投げるため、昔から雨天に需要が高まるデリバリーピザを深夜ウーバーでやるとけっこうな稼ぎが得られ可能性が高まります(時給換算2500円以上が狙える)
繁華街から離れたエリアにあるピザ店が狙い目
高単価ロングのピザ案件を狙うには新宿などの繁華街近くにある店舗ではなく、環七・環八といった幹線道路付近や住宅街にある店舗が狙い目になります。
その場合はドロップ先が10キロ以上離れて配達に40分以上かかるダブル案件になったりしますが、単価は2000円以上、深夜雨天では3000円を超える単価になるクジラ案件の場合もあります。
高単価ロングのピザ案件は初心者にハードルが高い
高単価ロングのピザ案件は、フードデリバリー初心者にとって難易度が高めです。全く土地勘がない場所へ配達する場合や、バイクの状態や悪天候に備えた装備の充実が求められます。
雨天に高単価ロングのピザ案件を狙いたい初心者は、まずは近場のピザ案件を数回チャレンジしてからにしましょう。
まとめ
深夜のウーバーイーツ配達員にとって、収入減は深刻な課題です。ウーバーイーツマーケットの閉店やロング案件の減少など、様々な要因が影響しています。
新たな待機戦略やエリアの選定など、適切な対策を講じることで、配達員の収入安定化が期待されます。
コメント