ウーバーイーツ配達員として安定した収入を得るには、「いつ稼げて、いつ稼げないのか」を知ることが不可欠です。
このページでは、閑散期・繁忙期の特徴と、年間を通じた稼働戦略を徹底解説します。
ウーバーイーツの閑散期はいつ？その特徴とは
ウーバーイーツには、わかりやすい「閑散期」が存在します。閑散期はそもそもの配達需要が減少し、稼働しても思ったように稼げない時期です。
代表的な閑散期：2月・5月・10月
この3つの月は、多くの配達員が「鳴らない（注文が来ない）」と感じる時期です。
- 2月：年末年始の出費疲れ
- 5月：GW明けで外食・出費控えモード・すごしやすい気温
- 10月：行楽シーズンで人が外出しがち、家での注文が減る
ただし鳴らないからといって全く稼げないわけではありません。そこは当サイトのテーマである深夜稼働を行うことで閑散期でも安定する様々なテクニックを紹介しています。
鳴らない時期は一般的に閑散期と呼ばれていますが、それは東京都内にはあまり当てはまらないのが現役配達員として感じるところ。
とくに新宿歌舞伎町を中心とする半径3キロでは、1時間に数件しか鳴らないといった状況は殆どない感じです（単価に関しては別問題）
なぜ鳴らなくなるのか？
フードデリバリー閑散期には以下のような要因があります
- 消費者の財布の紐が固くなる
- 行事・イベントが一段落して外食や自炊が増える
- 天候や季節的な生活パターンの変化
この他、オンラインにしている配達員が多い状況のエリアでは配達リクエストの鳴りが悪くなる傾向があります。
逆に「稼げる時期」はいつ？狙い目の月とタイミング
一方で、稼げる「繁忙期」もあります。
この他、日本代表が戦う国際的なスポーツ祭典が注目される次期は稼げるタイミングになってきています。
※サッカーワールドカップ日本代表戦は重要な稼ぎ時！
稼ぎやすい月：1月・3月・7月上旬
- 1月：お正月や寒さで外出控え、注文が増加
- 3月：年度末・引っ越し・卒業などイベントが多く需要アップ
- 6月：梅雨で外出したくない
- 7月上旬～8月下旬：夏ボーナス支給直後で消費意欲が高まる、8月は暑いので外に出たくない
10月～11月は通常月として考えられますが、それなりに雨天も多いので嫌がらずに雨天稼働をすればけっこう稼げてしまう。
プラスα：天候も影響大
- 雨天時：外出が減り、注文が急増（雨クエ発生も）
- 猛暑日：35℃を超える日中の稼働は単価UP傾向
この他、東京都内では台風や雪になると配達単価が跳ね上がり1時間で5000円以上も稼げてしまう状態になるほど。
大手メディアが「最大限の警戒を」「観測史上最大の」「外出を控えて」のようなアナウンスを出している時は、それが予報と異なっていたとしても単価が跳ね上がり稼げます。
ただし悪天候レベルが高いほど稼げる反面、配達リスクも跳ね上がってくるのが本音です。
大型台風や豪雨での稼働は命の危険をよく考えて判断しましょう。
閑散期でも稼ぐための立ち回りとは？
「稼げない」と言われる時期でも、立ち回り次第で収入は確保できます。
ウーバーイーツにおいては、「（単価×件数）+クエスト＝稼ぎ」といった考え方が基本となり、1週間でどれぐらい稼ぎたいのか？といった目標を設定することで立ち回りが変わってきます。
この他、エリアを絞ってマグロやクジラといった高額案件を狙う立ち回りもあります。
天候を味方にする
- 雨の日はチャンス：競合配達員が減り、報酬アップ
- 暑い/寒い極端な日：同様に配達員が減るため単価上昇傾向
フードデリバリー業界で雨天は「恵みの雨」と呼ばれるほど。晴天と同じ時間稼働するだけで単純に稼ぎが倍になることが常識です。
鳴る時間帯を狙う
- 土曜：日中に雨が降ると夜に鳴りやすい
- 平日夜：単身世帯が多いエリアで安定して注文あり
- 週末朝〜昼、夕方〜深夜：稼働の波が2回ある日が狙い目
フードデリバリーの閑散期がいつであれ、注文需要が急増するピークタイムは稼ぎ時となります。
深夜帯では23時～25時が狙い目です。
その後26時半～27時（深夜2：30～3：00）ぐらいに鳴りが増えて単価も上がる傾向があります。これは深夜帯のピークが終わり、深夜稼働配達員が帰宅・オフラインにする時間になります。
27時半（深夜3：30）を過ぎると一気に鳴らなくなり、次は早朝帯の立ち回り方法へ変化していきます。
他社併用や遠征もあり？配達員のリアルな声
閑散期を乗り越えるために、他サービスとの併用や遠征も戦略のひとつです。
2025年はロケットナウがフードデリバリー業界に本格参入してきたため、他社併用稼働が大きなポイントになってきています。
都内からみた地方遠征・地方からの東京遠征
- 地方都市（政令市など）での短期集中稼働
※ただし、交通事情・宿泊費なども加味した慎重な判断が必要です。
ホリデーシーズンの長期休暇は東京在住の大学生がバイクで地方の実家に帰り、地元でお盆の帰省中の東京在住者を狙って稼ぐ…など。
それでも東京で稼働している方が圧倒的に稼ぎやすいのがフードデリバリーの現状であり、現実は地方から東京遠征で稼ぎに来る配達員が多い現状があります。
フードデリバリー東京遠征
フードデリバリーで東京遠征する配達員はそこそこ居るのが現状です。ただし遠征する時期は概ね7月中旬～8月下旬の方が多く、一か月程度の期間で遠征といったところ。
バイク自走で東京に来る配達員もいれば、東京でバイクをレンタルして稼働する方など方法は様々。
ネットカフェに泊りながら一か月で100万円稼いで地元に帰る…といった過酷な出稼ぎスタイルをする方が少なくありません。
収入を安定させるには？年間を通じた戦略のすすめ
ウーバーイーツは稼ぎに「波」がある仕事です。波に乗るには計画的な稼働が大事です。
月別の傾向を把握しておこう
| 月 | 特徴 | 稼ぎやすさ |
|---|---|---|
| 1月 | 正月特需 | ◎ |
| 2月 | 閑散期 | △ |
| 3月 | イベント多 | ◎ |
| 5月 | 閑散期（GW後） | × |
| 7月上旬 | ボーナス時期 | ◎ |
| 8月中旬 | お盆期間の首都圏は少し閑散 | ○ |
この他、梅雨時期は雨天が多いので恵みの雨特需があります。
9月下旬～12月上旬まで比較的安定したシーズンですが、外出しやすい気温と天候は閑散状態となるため、10月～11月中旬を閑散期として捉える方もいます。
ただしウーバーイーツ側が提案する単価の波もあり、近年では繁忙期に稼げない状態も発生しました。
これは「低単価爆鳴り」とよばれる現象であり、ニュースにも取り上げられウーバーイーツはSNSを中心に炎上した経緯があります。
モチベーション維持も大切
- 収入記録をつけて成果を見える化
- SNSなどで他配達員の稼働報告をチェック
- オフラインの日も情報収集を怠らない
フードデリバリー業界の配達員は、「今日はヤル気が出ないから稼働しない」といったマインドでは稼げなくなってきています。
計画性も必要となるため、誰でもできる仕事だけど誰でも稼げる仕事ではない、これが現実です。知識・経験・実力・体力が稼ぎに直結する心構えが大切です。
まとめ
ウーバーイーツは、ただ稼働するだけでは効率的に稼げません。
「閑散期と繁忙期」をしっかり理解し、天候・エリア・時間帯を見極めることが、安定収入への近道です。
年間を通じた視点で戦略的に動き、どんな時期でも自分なりのベストな稼ぎ方を見つけていきましょう。
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