冬場のフードデリバリー稼働で使える防寒着として、ワークマンの商品は配達員に人気が高く1月~2月の真冬シーズン中盤になるとサイズ等が売り切れてしまうアイテムがけっこうあります。
ワークマンの防寒着がフードデリバリーで人気の理由は機能性・耐久度・価格の面で優れているからであり、お洒落要素を除いた実用面でワークマンを選ぶフーデリドライバーが多いです。
とくにバイク稼働は走行中に浴びまくる排気ガスにより衣服が汚れるので、ワークマンのような安い価格で防寒着を揃えられるメリットが高いのです(6000円前後で極暖ウェアが買える!)
そんなフーデリ配達員に人気のワークマンですが、ひとつ難点として挙げられるのが「ワークマンかぶり」になります。
冬場のフードデリバリーはワークマンかぶりが多発!
夏場のフードデリバリーで配達員が着ている服装がかぶることはあまりありません。しかし冬場になるとモロかぶりするケースが珍しくなく、ピックアップ先で全身同じ格好をしたフーデリ配達員と遭遇してしまうことがあるのです。
ピックアップ店舗にいる他フーデリ配達員とのワークマンかぶりは少し恥ずかしい雰囲気になりますが、それを差し引いても冬場のフードデリバリー稼働にワークマンのウェアは有能だから着ちゃうということです。
極暖系アウターはかぶる率が高い
ピックアップ中にかぶってしまうワークマンのアウターの中でも、極暖系とよばれるイージスシリーズの透湿防水防寒はとくに配達員のアウターかぶりが頻発してしまうアイテムです。
- WフラップとWファスナーで、雨や風をガード
- 収納可能なフェイスガード
- フード取り外し可能で、コーディネートの幅も広がる
- 背中部分は、伸縮性のあるストレッチ性で動きやすい!
- 前からも後ろからも、光源に対して再帰性反射搭載◎夜間の視認性をサポート
- アタッチメントシステム対応
もはやバイク(50cc~125cc)に乗っているライダーがワークマンの極暖系アウターを着ているだけでフードデリバリーの配達員かな?と思えるほど。
それだけ性能が高く価格が安い実用的アウターなのでフードデリバリー配達員でかぶってしまうもの仕方がないことなのでしょう。価格は6800円
防寒ブーツもかぶる
さらに冬場のウーバー稼働でかぶってしまう確率が高めになっているのが防寒ブーツ、ワークマンの商品名では「防寒ブーツ ケベック」になります。
- すっきり見せるため、コード取り付け位置を邪魔になりにくい後ろに配置
- 接地面から4cmまで防水性があり、急な雨でも対応可能
- 抗菌防臭加工インソール「DEOPUT」(デオプット)搭載
防寒ブーツ ケベックは2500円、ワンシーズンに2回ぐらい新しいものを購入してもいいぐらいのアイテムです。
ただし非常に人気が高い商品なので、シーズン後半になるとサイズ切れが頻発してしまいます。
色もかぶる
ただでさえ真冬のフーデリ配達でかぶってしまうワークマンウェアですが、実際の現場では色もかぶってしまうケースが非常に多い現状だったります。
とくにフーデリバイク配達員は排気ガスによる汚れを気にしてダークカラー系を選ぶ傾向が高く、その中でもワークマンのアイテムでは紺色を選んでいる配達員が多いように感じています。
実際の稼働でもかぶるワークマンウェアでは紺色がかなり多い印象です。
ユニクロのアウターでは物足りない
冬場のフードデリバリー稼働用ウェアとして、価格の面でユニクロといった選択もあります。たしかにユニクロも防寒系アイテムが揃っていてフードデリバリーに使えるものがそこそこあります。
しかしユニクロはファッション性を意識したアウターが多く、ワークマンのように実用性や性能重視したものが少ないのでフードデリバリー用としては物足りません(そこそこ暖かい普段着で配達するようなもの)
とくにバイクでは防風性が重視され、体にフィットして風でバタつかないアウターが重要なので、ハードな環境でがっつり稼ぎたいフードデリバリー用の稼働ウェアとしてユニクロでは厳しいです。
インナーはユニクロが優秀
真冬のフードデリバリー稼働ウェアとして、インナーとしてユニクロのヒートテック関連商品は非常に優秀で使い勝手が良いものばかりです。
その他、アウターの中にウルトラライドダウンをインナーとして着て真冬の稼働に備えるのも有効な防寒対策になります。
電熱装備で固める
寒ければ着こめばよい…というのはフードデリバリー稼働においてあまり実用性がある考え方ではありません。
実際のフードデリバリー現場では、エレベーターが無いマンションの階段を上り下りすることが頻繁にあったり、狭い通路を歩いたりすることがあるので動きやすい服装も重要な要素になります。
真冬の深夜で気温5℃のような状況での配達は、バイクなら体感は0℃のような感覚に。
そのような状況で体温と防寒着だけではどうにもならないほどの寒さになるので、外部からの熱で体温が下がらないようにするための電熱装備が重要になってきます。
電熱ベスト
電熱ベストはモバイルバッテリーから電源をとり発熱するベスト、アウターの内側に着る使い方が一般的です。
真冬の深夜バイク稼働で気温が10℃を下回っているなら電熱ベストは必須アイテム。電熱ベストがないと稼働したくない気持ちになるほど有効なアイテムです。
グリップヒーター
グリップヒーターとは自転車やバイクのグリップ部を電気により発熱させる防寒アイテムです。
USB給電のグリップヒーターもあれば、バイクならグリップ自体を交換して電源はバイクのバッテリーから取る方式のものまで様々。
グリップヒーターはハンドルカバーと併用することで効果が倍増します。
バイクから電源をとることができない、USBを取り付けるスキルが無い方や、自転車稼働の方はUSB給電のグリップヒーターなら簡単です。
ただじグリップヒーターはけっこうな電力を必要とするものなので、モバイルバッテリーを使うなら最低でも20000mAhは欲しいところ。
電熱パンツ
この他にも電熱パンツ(ズボン)などもあり、フードデリバリー配達歴が長い熟練ドライバーになると全身をフル電熱装備で固めて外気温3℃の雨でも稼働する方がいます。
フードデリバリーは人が外出したくない時こそ稼げる仕事であり、それが配達員ですら過酷な状況すぎて稼働したくない時は強烈に稼げる可能性が高まってきます。
過酷な天候では一時間に5000円以上稼げてしまうことがあり、深夜に都内積雪の時には配達時間15分、距離3キロで2000円オーバーの配達リクエストが爆鳴りする状況が発生しました。この時の稼働は深夜4時間稼働して3万円を稼げました。
都内で深夜に積雪の時に軽貨物登録のドライバーは、一日稼働で10万円を超える荒稼ぎだったようです。
雪が降っている状態かつ道路に積雪の場合、一般的な自転車での稼働は非常に困難になります。
積雪バイク稼働はハイリスクハイリターンですが、チャレンジしたい場合は簡単に装着できるナイロン製の結束バンド型チェーンで雪道走行に対応しましょう。
大容量モバイルバッテリー
モバイルバッテリー給電で電熱装備を固めると、それなりの容量のモバイルバッテリーを沢山携帯するようになるデメリットがあります。
実用面では30000mAhのモバイルバッテリー3台で5~6時間連続して使うようなイメージになります。
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